生きる(猫 闘病日記)

Ener
エナ
Jonathan
ヨナタン
Aulin
アウリン


































9/8(月)・火葬



今日の午後三時ちょうど、エナは火葬のため釜に入った。

ゆらゆらとする煙突の先を ボ〜っと眺めていたが 不思議と涙が出なかった。

ただ 本当に、これで良かったのか・・それだけが気になっていた。

猫にしては長い時間が経って、火葬場のオジサンがお骨を待っている部屋に

持ってきてくれた。このオジサンは去年の愛猫の時と同じで先方も私を覚えていた。

お骨で、色々わかると言って、生前の様子をズバズバと当てる。死因まで当たる。

今回はオジサンの講釈を聴くまでもなく、お骨になったエナを見てビックリした。

それは、小さくて、ペラペラで、かろうじて骨の形をしているピンクに染まった、かわいそう

なくらい貧弱な骨だった。一目瞭然 いかに内臓や骨が悪かったかがわかる。

エナは、こんな骨で ここまで生きていたのだ。生後3〜4ヶ月の仔猫の骨だって、もっと

しっかりしているだろう。こんな紙みたいな骨のはずはない。エナは生きたかったのだ。

いたずらに苦しませてしまった様な錯覚が ふわぁっと無くなった。

火葬場のオジサンは「寿命を全うしたって感じですね」と言った。やはり、もっと早くに

召されても おかしくなかったのに、発症しながら あのスカスカの薄い骨で よくも

ここまで生きたものだ。ここでも奇跡は起きていた。少しでも一緒にいたいという願いは

叶えられていたのだ。神は とてつもなく深いところで奇跡をサラっとなさる。

良かった。早すぎる死を恨まなくて。大きな感謝だった。

神は時にかなったことをなさる。だから今回 エナが召された後 さりげなく教えられた。

どんな時も感謝をという意味・・それは 恵みを解せ無い私達に与えられた大きな

キーワードなのだと思う。エナ、やってくれるじゃない!


9/7(日)・隔離10日目:召天



明け方、エナの様子が さらに変なのでベッドで抱いて寝る予定をやめさせ、

とりあえずゲージに戻し、Jr.はベッドの端によりビッタリとゲージにくっついて寝た。

どう変だったかというと、痙攣とか出てきて神経系統が明らかにやられてきている

のがわかったからだ。うっかりJr.が眠っている間に、何をして、どんな事になるか

わからない。案の定 Jr.はエナがゲージの中で気が狂ったように、激しくもがき

バッタンバッタンと大きな音を立てて苦しむ音で目を覚ましたらしい。

私が出先から帰宅し、替わると、それは それは凄まじい苦しみ方だった。

まさに、全身でのたうち、ころげまわるというのは このことだ。まるで体に火でも

つけられたかのように、立てない脚をバタつかせ、動く前足でグルグル床を回る。

その発作は波があり、間隔が段々狭くなり、とうとう 大きな発作の後、バタンと

倒れて動かなくなった。しかし、それでも起き上がろうとする。この段階で、もう

目は見えなくなっていてゲージに突っ込んだりするし、耳も聴こえなくなってしまった

ようで、Jr.にあれだけ反応したのに、物音にすら反応をしなかった。

そして ヨダレをたらし、発作を繰り返しながら どんどん動きが悪くなっていった。

Jr.が見かねて、また抱き取った。顔は もう まるで死んだ猫のようなのに、

Jr.が抱き取った後 何度も何度も 足を動かし走っている素振りを見せた。

「頑張れ 頑張れ、天国まで 頑張れ。もう 少しだよ」Jr.は、エナの心臓に

触れ脈を見ながら、励ましていた。どこに あんな力が残っていたのだろう。

エナは 夢中で何度も宙を駆ける素振りを見せた。Jr.が仰向けに抱いていたので

その姿は 途中から一輪車に乗っているように後ろ脚だけクルクルやったり、泳いで

いるように前足を動かしたり、どこかへ懸命に行こうとしている様だった。

私が「もっとエナと過ごしたかった・・」と泣くとJr.に、「人間は生まれてくる時 何も

持たずに生まれてきて、全て神が与えてくれるのだから、エナのことも神のご計画

だから、エナを自分のモノと思うのは自分のエゴだよ」と言われてしまった。

私以上に泣きたいだろうに、辛いだろうに、毅然としているJr.の背後の聖書が

ものすごく大きな存在であることを知って、日頃私が家で言っている、雄雄しくありたい

から聖書を読むって姿勢が 恥ずかしくなった。

深夜2時 Jr.は明日 学校なので私が交替して、昏睡状態のエナを抱き、心臓に

手をあて、じっとしていた。何度か、Jr.が抱いていた時と違う動きをした。脈が乱れてきて

ケコ・・ケコと口から透明な液体を吐き出した。一瞬 ブルブルっと大きく痙攣した。

・・・鼓動が消えた。午前3時44分。私の腕の中で、静かに天に召された。

気づくと、下からも透明な液が多量に出ていて私の衣類と床を濡らしていた。

Jr.に、これを見せたくなかったんだ、咄嗟にそう思った。とっても、おすましで

カッコつける子だったから、Jr.には昏睡になっても元気に天国に駆けて行く姿を

見せて、美しい緑の瞳まで時折見せていた。私には 黄色く黄疸を起こした瞳。

私は 今回 何度も 獣医の言葉を思い出し、ホントにこれでいいのか悩んだ。

でもJr.の意思を尊重した。獣医の安楽死や麻酔を頼む人が多いという話を

Jr.は真っ向から反対した。「動物は あきらめない。あきらめるのは人間だよ。」

そう言った後 「地獄は広くてなだらかな坂で、とっても楽で行きやすいんだって。

でも天国は とっても苦労して行って門も狭いけど誰にでも開けてあるんだって。

動物はね そのままで天国に行けるんだから、その困難な道をエナは頑張って

進んでいるんだよ。それを止めさせたら かわいそうだよ。」と言った。

Jr.の話をさらに聴いていたら、「苦労しても 困難な事ばかりにぶつかる人は確実に

天国に行く資格がある」と解釈できるとか。エナの闘病から、エナの臨終を通して

同じ動物の死でも、聖書を背景に持っていると、こんなにも違うのかと思ってしまった。

私がJr,と同じ年の頃は そんな背景なかったから確実にペットロスになっただろう。

事実 私の母は 重度のペットロスで かなり苦しんだ。

エナ、ありがとう。エナは 永遠に生きてるよ。最初から虚弱体質だったね。

Jr.は、エナに「恵み」が「七つ」という漢字を当てようとしている。

エナは、召天して、恵七と書かれるだろう。骨壷に そう書くそうだ。

今は まだ気が張っている。明日 火葬にしたら、少し脱力感がくるかな。

「生きる」って、こんなにも 苦しいことなんだ。ニャンコでも これだけ色々と

味わうのだから、人間だって同じだよね。エナと出会って1年と7日だけだったね。

1才4ヶ月20日の一生を 駆け抜けて行っちゃった。エナ、すごく頑張ったね。

発症したら14日間で亡くなるって言われているのに、獣医の話だと あなたは

もう7ヶ月以上も頑張ってしまったことになる。

あなたの美意識を尊重して腹水で変形した姿は写真に撮らなかったJr.に

感謝してね。エナ・・・本当にありがとう。そして これからも よろしく・・・。




9/6(土)・隔離9日目:危篤



明け方から エナの容態が急激に悪化した。もうゲージの中の棚に

座れなくなり、床に横になっていた。一瞬 死んだかと思ってギョっとした。

昼頃 エナの全身を振り絞ったような壮絶な「ニャーン、ニャーン」という声で

目を覚ますと、Jr.がゲージの処にいて扉を開けようとしていた。

麻痺した後ろ脚をひきずり、しゃくとり虫のように這って、ころげ込むようにして

Jr.の腕に飛び込んで行った。いつも おすましのエナが、Jr.に全精力をかけて

甘えている。Jr.は午後の予定をキャンセルして、そのままエナを抱き続けた。

食事もしないで抱いているので、説得して私がJr.の食事中 看ていた。

私はJr.が心配で、ずっとJr.の傍にいたが、やはり頭痛には勝てず薬を飲むため

2度も傍を離れた。Jr.はエナを私の寝室の床で抱いていたが長時間なので、私の

ベッドにエナを連れ、抱え込んで寄り添っている。今夜は私のベッドはJr.とエナに

明け渡すことになった。エナは もう やっと浅い呼吸をしているだけで、何も食べる

ことも飲むことも出来ない。いつ召されても おかしくない。絶対 エナを自分の腕の中

で看取ると頑張っているJr.に、ママと交替しながら看ようともちかける。

最後は私だって、エナを一人で逝かせたくない。でも もしエナの死が原因で学校も

休むようなら、それはエナの本意ではないと思う。獣医が「どこまで その状況に耐えられる

かにかかっている」といった意味がわかってくる。Jr.は 自分の死生観を持っていて、

生きているからには、安楽死は納得できないと主張する。生きてるってことは、

“生きたい”から、“生きる意味がある”からだとキッパリ言い切る。エナを真ん中に

私とJr.はベッドで色々話しをした。涙でいっぱいの目をしながら、Jr.は言う。

「信仰を持っていなかったら耐えられない。持っていない人は どれだけ辛いだろう」と。

これからも どんなに悲しい愛猫との別れを経験しても一生 猫を飼い続けると言って

いる。この子の どこに こんなに確固たる信念があったのだろうかと思う。

エナを通して、Jr.の信仰の深さを改めて感じる。深夜に 少しずつ痙攣が出始めた。

何とか、今日を乗り切った。いつ召されても おかしくない。Jr.の呼びかけに反応する

エナを見ていると、そこに言葉以上の心の交わりを感じる。いつも見せつけられる場面。

召される前のワンコやニャンコは 必ず遠い目をする。Jr.が言うには南十字星の方向を

見ているのではないかと。南十字星には天国の門の入り口があると『銀河鉄道の夜』に

あったので、まんざらウソではない気もするらしい。

ほとんど動かないエナ。時折 目を開けてくれるだけで今は嬉しい。腹水が横に広がり

ガリガリに痩せたエナは苦しそうに、目を閉じ麻痺した後ろ脚をダランとさせたまま

たまに わずかに動く前足を傍にいると、握って欲しいと出してくる。

明日は まだエナの緑の瞳は見れるだろうか・・。エナ頑張れ、Jr.頑張れ!




9/5(金)・隔離8日目



ベッドで寝ていると、ジ〜っと私を見つめるエナの視線を感じる。

エナは かつてなかったくらいに なつっこくなっていて、日増しに

動きが鈍くなっている。お腹は横に膨れ出した。腹水を抜いても

無駄だという獣医の言葉を信じて、ここまできたがホントに そうなの?

食も細くなってきたので、食事を缶詰に切り替えようと思う。

前足の内側が舐めすぎて赤く変色している。それでもJr.に最高の

瞳を向けて愛想をふりまく。こんなに可愛い子 どうして召そうとするの?


9/2(火)・隔離5日目



ネットでエナの病気を検索する。どれを読んでも同じ内容ばかり。

中には闘病日記もあったりして、どう頑張っても、エナみたいな症状

が出てくると、もって1ヶ月くらいになっている。

他の猫の闘病日記を読んで涙ボロボロこぼして、私は一体

何やっているんだろう・・なんて思う。そこに綴られている猫の容態の

変化や飼い主の悲壮な叫びに、私は同じことはしたくない、などと

思いながら、自分もエナの闘病日記をつけている矛盾に気づく。

これって、エナが確かに生きていたという証しを残したいだけなのかも

しれない。私のやりきれない気持ちの吐き出しでもあり、エゴでもあり、

勝手な正当性をつけた駄文だと思う。猫一匹が召されていく過程で

こんなにも考えさせられることがあるのだから、もっと長く生きている人間

には、それなりのドラマが加わる。話せる分 よけいに重くなる。

話せないエナは、さらに無言の問い掛けを私に与え、私は自分の

判断や愚かさにペチャンコになりそうになる。“生きる”って、それだけで

物凄いことだと思う。精一杯生きたなら、悪いことがあるはずがない。

エナのお腹は また一段と膨れてきた。無駄だと言われても、やはり

腹水を抜いてあげたいと思ってしまう。これじゃ ただ死に行くのを

指を銜えて見ているだけじゃない。歯がゆくて、情けなくて・・・



9/1(月)・隔離4日目



ベッドに寝ていて、ゴソっという音がすると安心する。エナが動いた音だから。

エナのお腹は また膨らんできた。本当に腹水を抜かなくていいの?

何度抜いてもキリはなく、ただ猫に痛い思いをさせるだけという話はホント?

腹水が溜まっていけば、呼吸も困難になっていくって わかっているのに・・

本当に本当に このまま見ていることしか できないの?

絶対 絶対 助からないって、わかっていても、エナを目の前にすると

「生きていて欲しい」と願ってしまう。部屋から出てきて冷静になると、

「どうか苦しまないで天国に行けますように」と思うのに。

前足が“よだれ焼け”で、赤茶になってしまい、さらに体がガリガリで

お腹だけが膨らみ、まるで、ツチノコのような体形になっている。

きっとエナには自分の身に何が起っているか理解できないだろう。

それでもJr.が行くと食べてみせたり、愛想をふりまく。あるがままを

当たり前のように受け入れ、自然体に生きている。そこには怯えも

不安もなさそうに見える。素晴らしい生き方だと思う。

エナが 可愛くて可愛くて仕方ない。


8/30(土)・隔離2日目



最後の悪あがきと言われてもいい。エナを獣医に連れて行った。

獣医は一目見ただけで無言。言葉のない時間を私が埋める。

「もう覚悟は出来ています。ただ この後 どう容態が変化するのか

知りたくて連れて来ました」そう言うと、「打つ手がなくて 本当にスマンです」

と獣医が深々と頭を下げた。先生 謝らないで。そんな言葉 聞きたくない!

結局 獣医から聞いた話は 私に泣く隙も与えない内容だった。

もう末期症状。しかし さらに末期の末期があるらしい。苦しむ悲惨な愛猫の

姿に飼い主が耐えられなくなるとかで、どこまで私達が持ちこたえて見守れるか

だという。その時は 急激にガクンとくるそうだ。腹水は どんどん溜まり、臓器を

圧迫し呼吸困難と脱水、貧血を起こし、脳障害・・・痙攣・・

私は 看取れるだろうか。エナにとって一番いい方法は何なのだろう。

苦しんでいるエナを放置する形になることが、愛情だろうか。飼い主のエゴに

なりはしないか。でも 安楽死は もっとエゴではないか?

鳴かない猫のエナが「ニャン〜」と短く声を出すようになった。

もし私が 何もせず、ただ そこにいられるなら、エナが召されるまで抱いていたい。

召されても 抱いていたい。昨年の今日 愛猫を喪ったばかりなのに・・。

Jr.がエナの写真を撮りまくっている。枕元に ずっといて欲しい。


8/29(金)・隔離1日目



私のベッドサイドにエナがいる。黒いカタマリが、じっとゲージの段板の処に

いる。動かないと心配になり、思わず息をしているか乗り出して見てみる。

明け方は床面で じっとしていて不安になること数度。

それでも、フードも食べているし、とりあえず元気はある。夕方 Jr.が

階段に出して好きにさせたら、いつものようにしていた。

やせ細った体に お腹だけが膨らみ、異様にみえる。ここまでくると、

今後 どうしたらいいかわからない。腹水を抜くのを繰り返し、延命を

するのがいいのか、それとも安楽死なのか・・。両方いやだ。助からないと

わかっていても、あきらめたくない。安楽死なんて どうしても考えられない。

便も普通だし、腹水で膨らんだお腹を除けば、全く 普段通りなのだ。

ただ、腹水の溜まるスピードと量が増えている感じがする。

大切な家族。獣医の言っていた通りになっているので言葉もない。


8/28(木)・隔離



いよいよ、エナを隔離することになった。食事とトイレを別々にするのは

不可能なので、私の部屋に特大のゲージを入れ、そこにエナを入れた。

タポンタポンの お腹で元気にしている。食欲もある。私のベッドの脇に

エナのいるゲージ、引き戸を隔てて、すぐ脇にヨナタン、アウリンのトイレ。

私 ニャンコのトイレに挟まれて寝ているようだ。

これから悪化するエナを、きちんと見守るのにも隔離するにもゲージが一番

いいと思う。これでゲージ買うのって、何個目だろう。

エナにとって最良の看護って どんななのでろう。

精一杯出来ることをして愛情を注いで・・・それでも足りない・・


8/27(水)・寂しいよ・・



エナのお腹を見ては悩む。病院に連れて行って水を抜いてもらうべきか

どうか。Jr.に相談すると、それを繰り返して1年とか寿命が延びるなら

やった方がいいけど、すぐに溜まるから無駄に痛いおもいをさせない方が

いいのではないかとか、なかなか意見がまとまらない。こうしているうちにも

エナに死の足音が近づいている。ガリガリに痩せ、肩も背骨もゴツゴツ

している。抱くとポキっと折れそうだ。それでも特上の瞳をクリクリさせて

愛くるしい。我が家で一番賢い子。まだ1歳4ヶ月なのに・・

獣医は この病気に関して、成す術がないので、あまりに苦しむようなら

安楽死を選択肢に入れる飼い主もいるという話をしていた。

出来るだろうか・・。苦しんでいる姿に、飼い主が死を与えるなんて・・。

Jr.は、もしエナが話せたら、どうしたいか聞きたいと言っている。本人の意思

を確認できたら、どんなに楽だろう。先代の子の告別式の日に来た子。

どれだけ可愛がっても、神はエナを召してしまうのだろうか。エナは まだ動く。

少しずつだけどフードも食べるし呼べば来る。Jr.は目を赤くして黙り込む。

いつまで こうしてエナの闘病日記が書けるだろう。生きて欲しい。




8/25(月)・寂しいけど・・



ここ数日で、急にエナの お腹が膨らんできた。

いよいよ、発症したのかもしれない。他の2匹に比べ、じっとしている

ことが多い。便も細いし、いつもの活動的なエナと違ってきている。

やはり奇跡は、こちらでは起きないのかな・・・

伝染性猫腹膜炎にはウエットタイプとドライタイプがあると獣医に

説明されている。一番わかりやすのは、お腹が膨らんでくることだとも

言っていた。貧祖な体で、お腹だけポッコリしたエナを見ていると涙が

出てくる。他の2匹が元気なだけに、よけいに目立つ。その2匹も

感染しているのだから、この悲しい気持ちは まだまだ続く。

何で、ウチの子が3匹とも こんな不治の病にかかってしまったのか。

エナのお腹が ドンドン膨らんで、苦しんでも成す術が無いことも

聞かされている。残るのは“安楽死”だということも・・・

でも、エナは健気に一生懸命生きている。今を惜しむかのように、

私達に愛くるしい瞳を向けてくる。亡きJr.の最愛の猫の命日が

近づいている。あれから、まだ1年も経っていないのに、猫が3匹に増え

しかも不治の病に侵され、突然 発症し命を落とすと言われている。

全て神様は ご存知。だから 全部 お任せして、あとは信じるのみ。

エナが苦しむ時間が短くて済みますように。精一杯生きているエナの存在を

私達は 今 この目で 絶対忘れないように焼き付けている。





8/7(木)・夏



Jr.が何気なく写真を撮ったら、エナの被毛が黒くなっている事

に気づいた。あんなに茶色だったのに。

おかしなもので毎日見ていると、変化がわからない。

こうして写真で比べると露骨にわかる。

無理して捻出したお金で購入したアガリクスやプリポリス

が効いてきているとしか思えない。

それとも一時的なモノだろうか。アレから怖くて検査に行って

いない。末っ子のアウリンは さすが世界最大ネコだけあって

とにかく大きい。大きくみえたヨナタンが普通の大きさにみえ、

エナは まるで仔猫そのものにみえる。でも顔だけ まだ仔猫

していて、そのアンバランスが面白い。気が弱くて甘えん坊。

しっかりモノのエナとは正反対だ。神様は獣医の言う通り

本当に年内に命を召し上げてしまうのだろうか。

もし、エナが このまま生きていけたら奇跡としか思えない。

あんな検査データで、ヨダレ焼けして茶色くなって、やせっぽっち

のエナが こんなに黒い被毛になってきたのだから、もしかして

奇跡は起るかもしれない。期待し過ぎないようにしよう。


4/22(火)・段々と・・


余命少ないエナの変貌は激しい。

怖くて抱けないほど、痩せていて、いくら高価な

サプリメントを与えても私達の気休めでしかない

ような気がする。そのエナの便に血液が混じり出した。

それでも、立ち入り禁止にした私の寝室に入り込み

私のベッドに寝ている姿をよく見かける。

4/20に満1歳になれた!!

1歳まで生きれたよ、エナ。同胎のヨナタンも1歳!

イースターにお誕生日を迎えることができたなんて

幸せだね。どんな姿になっても、可愛い。

猫でさえ、こんなになっても必死に生きているというのに

私は、何て だらしないのかと思う。

逞しくなりたい。看取るエネルギーの激しさ。

人間も動物も、看取る時が一番 消耗する。

天使になるのは早すぎる。神様、もう少しだけ

エナ達と過ごさせて下さい。



4/9(水)・見たくない姿


あれだけモコモコしていたヨナタンの耳の後ろの毛が

抜けてきた。やっぱり6,400という数値には逆らえないのか・・

余命を宣告されているエナに至っては、見るに耐えない脱毛と

ヨダレ焼けで、抱くと骨がギシギシしそうである。

同じ数値のアウリンは、まだ脱毛はない。

3匹の愛猫を喪うのなんて悲しすぎる。露骨に変色する毛が

私の心に何トンものオモリを追加していく。

私は泣き虫だから、泣かない。泣いたら止まらなくなる。

ホントは死ぬほど抱きしめ続けていたい。でも できない。

その勇気が持てない自分が益々 なさけない。


4/1(火)・検査結果


ショッキングな電話が獣医からあった。

3匹の猫の血清検査の結果報告だった。

あきらかに見てわかるようにエナは発症しつつあるので

覚悟ができていたが、あとの2匹の抗体値が凄くて

眩暈がした。エナは3,200、アウリンとヨナタンは

6,400もあったのだ。幸い白血球の数は正常。

ただ発症していないだけで、この2匹も、いつ発症しても

おかしくない状態であることを知った。

獣医も、こんなに抗体値が急激に上がるとは想像もして

いなかったらしく、驚きを隠せない様子だった。

愛猫3匹を続けて喪う可能性が大きくなってしまった。

今は発症していないので順調に育っているが、ある日突然

2匹がエナのようになっていくのだ。

ブリーダーさんなら、安楽死させても おかしくない状況。

神様 全員を持っていかないで下さい。一生懸命愛するから

私達の手元から、持っていかないで下さい。

獣医に、あとは全て運だと言われて泣きたくなった。

泣いても何も事態は変わらない。

免疫をつけてあげなくちゃ。高価だけど頑張るからね。


3/29(土)・余命


勇気を出して三匹を血液検査に連れて行った。

獣医に、仔猫のアウリンとエナを「まるで親子ほど

大きさが違ってきちゃったね。」と言われた。

血清検査に出す前に、獣医で出来る血液検査の

結果を見て獣医は淡々としたままだったが

「じわじわ発病しかかっているね。」と続けて言った。

恐る恐る「あと、どれくらい生きれますか?」

と私が聞くと「もって一年くらい」と返ってきた。

白血球の数も凄い。今でも毛が抜け、小さくて

以前の面影もないが、これから どんどん悲惨な姿に

なるらしい。一年生きれたら、もった方・・・・。

海外のブリーダーの間では当たり前に、この状態では

“隔離”と称して“安楽死”をさせて病気の感染を

防いでいると説明された。勿論 ウチの獣医は安楽死を

勧めない。ただ助けることは出来ない、神経障害が出て

きたら対処療法の薬を飲ませるだけしかできないと言った。

まだ一歳になっていないエナ。一番賢くて優しい子。

パチョリの時みたく、あまりに良い子だから神様が欲しく

なっちゃったのかな。エナに残された命は、あと わずか。

ここにエナの生きてきた証を残していきたいと思う。

あとの二匹は運良く免疫がついて助かる見込みが出ている。

来週 血清検査の結果がわかる。もう結果を聞くまでもなく

見ただけでエナの病状は素人目にもわかる。

重くなって苦しんだら、どうしよう・・・。

安楽死を選ぶ飼い主がいる病気。

誰だって生かしてあげたい。最後の最後まで希望を持って

命を守ってあげたい。神様 エナを癒して下さい。

私 泣かないで頑張るから、お願いします・・・・


3/24(月)・ニャ〜って言うもん


約2週間振りにエナを見た人が驚いた。

「まるで子猫みたい・・」って。

他の子が順調に成長しているから

エナの小ささが目立ってしまう。

よく「ニャ〜」って言うのもエナだけだ。

一番サプリメントを要しているクセに吐き出す

のが上手。皆 助けたいのに何故 わかんないの?

のん気なアウリンやヨナタンは、いくらでも飲む。

3月中に血液検査に行かなくちゃなのに、

どうしても不安で・・・。猫の命・・重すぎて・・。


3/5(水)・置いてけぼり


毎日 3匹のニャンコは何事もない

ような顔をして過ごしている。

そんな中で、やはりエナだけが小さく

一人だけ置いていかれている気がする。

男の子のアウリンが大きくなってきて

エナと同胎のヨナタンも大きくなって

エナだけ仔猫に見える。

それでも免疫をつけるサプリメントを

吐き出す技術だけは上達している。

ただ見ているだけだと病気の事など

忘れて平和なのに・・・

獣医と会わなければ私は、もっと

平和な気分でいられる。

隔離を勧められても出来なかった。

こんなに仲良しなんだもん。

寂しい思いはさせられない。

私がベッドに入ると代わる代わる

やってきて愛想をふりまく。

抱くと温かくて、心がほんわかする。

このままが続けばいい・・。



2/24(月)・エナが・・


土曜は感じなかったが、今日抱いたら

エナが少し、また痩せてきていることに

気づいた。ウチの子の中で一番貧祖な子

になってしまった。ゴージャスなメイン・クーン

なのに・・。アウリンが成長して、姿だけは

なかなか男前になった。中身は、まるで

赤ん坊なんだけど。

エナの軽さが気になる。まだ1才にもなっていない。

“命”をいらないという人もいるのに、

こんなに生きたい子が、弱々しくなっていく。

今 その100歳に近い寿命を全うしようと

最後の花道を飾っているバァチャンがいる

というのに、エナ、あなたは若すぎる。

お願いだから、もっと元気になって。



2/22(土)・結膜炎


最近 3ニャンは免疫をつける粉類を飲むのが

上手になってきた。当然 必死に猫の口を

開けさせるJr.の苦労と、飲ませ係りの私達の

努力もある。一番飲まなければならないエナが

一番抵抗する。高価なものなのに、ペっと吐き出したり

無駄も多い。それでも必死に飲ませる。

昨夜からエナの右目の上瞼がおかしくなり

今日 獣医に連れていって診てもらった。

昨夜 あれほど腫れていたのに、今日は赤いだけ

で特別の処置は必要なかった。それでも、他の子も

いるので、その都度、この遠路を大きなニャンコを連れて

行くのは大変なので目薬をもらってきた。

腹膜炎とは関係ないということで安心した。

しかし、獣医はエナを診て、今度は検査をしようね、

と言っていた。当然である。でも少しも毛艶が良くなったし

私としては、何か言ってもらいたかったのに

「あまり変化がないです。」とアッサリ言われてしまった。

でも。。でも。。飲ませ続けて一筋の奇跡を信じるからね。


2/16(日)・変化


免疫をつけるモノ一式を飲ませ始めて

気のせいか、変化がでてきたようだ。

3匹に朝晩与える作業も根気のいる作業だが

効果を少しでも感じると、土曜にアガリクスをさらに

購入してよかったと思う。

エナは相変わらず痩せっぽっちだが、毛艶が少し

出てきて、ほんの少しだけ重くなった気がする。

一番素直に飲むのはアウリンで、必ず むせるのは

お笑いキャラのヨナタンだ。

いくらニャンコ達が逃げようとしても、こちらは

真剣そのもの。戦闘体制だから、

ふん捕まえて、強引に飲ませている。

とりあえず元気だ。3匹は、ふわふわの毛を

もこもこさせて、猫戦車をやっている。

神様 ありがとうございます。


2/14(金)・決意


眠れぬ夜、伝染性腹膜炎(FIP)を朝まで

検索して調べた。そしたら信じられないHPを

発見した。免疫がついて11才まで生きた子の
  
日記だった。色々なサイトを見て、詳しくFIPに

ついて勉強した。そこには知らなかった事も多く

書かれていた。猫の85%は保菌していること。

血清検査の数値が悪いからといって、必ず発症

するとは限らないことなど希望が持てるものだった。

確かにエナは悲観的な要因が多いけれど、

私は絶対 あきらめないと決意した。

もっと もっとFIPの事を勉強して、心を強く持てる

飼い主になろうと思った。

この後は飼い主の努力にかかっている。

だから負けない。用心深くケアをし、できる事を

一生懸命してあげる。皆で頑張るからね!

************************

今日はペットショップでラクトフェリンとキティバイトを

購入し、薬局で純度の高いプロポリスと

殺菌のため、塩化ベンザルコニウム液を購入してきた。

武器はアガリクス・プロポリス・ラクトフェリン・キティバイト。

敵は憎きコロナウィルス。宣戦布告。免疫力よ、勝って!!


2/13(木)・写真


今日 Jr.とエナの写真を去年からのを

並べて見てみた。この1〜2ヶ月で露骨に

毛が赤くなっていることが判明。

顔の横の毛も減り、毛吹きが悪く、一匹だけ

小さく痩せて見える。写真を撮りまくるJr.。

ロウソクの炎が小さくなっていくように

命が小さくなっているのだろうか。

発症していなければ まだ大丈夫。

何度も言い聞かせる。隔離した方がいい、

と獣医に言われたけれど、かわいそうで

できなかった。一人は寂しいよね。

神様にお任せしたのだから、他の子も

感染しているのに数値の悪いエナだけ

一人にできない。

アガリクス・・効いてくれるかな・・

どんな無理しても買ってあげるから。


2/11(火)・一番小さい子


いつの間にかエナが一番小さい体の子

になっていた。いくら発育不全でも、もう少し

大きくなってもいいのに・・。

栄養を必死で摂らせているのに痩せっぽっち。

でもね、今日 エナがオモチャでジャレて

遊んだ。タオルでくるんだ輪ゴムが大好き。

エナが遊んでいる姿を見ると嬉しくなる。

その後 疲れたらしく、ずっと寝たままだった。

一瞬一瞬を焼きつけておこう。

かけがえのない子供達。

病は動物にも人間にも同じに降りかかる。


2/10(月)・カチ、カチ、カチ、、


居間の引き戸を開けると、すぐに

3匹のニャンコが揃って お出迎えを

してくれる。胸がキュンとする一瞬。

かわいくて、かわいくて・・・

のそのそ歩くアウリンを抱き上げる。

ホントは 何処へも出掛けず、いつまでも

3匹のニャンコを抱いていたい。

この子達の傍にいると 見えない時限爆弾

の音が聴こえてくる。

カチ、カチ、カチ、、、、

心の準備なんて出来ない。

いくら他の準備ができても、この準備は

どうしても出来ない。

聴こえてきて欲しくない。

頭から消したい音。


2/9(日)・エナに、くっついて・・



発育不全と獣医に言われているエナ。

仔猫のアウリンが同じ大きさになった。

私が昼寝していたら、いつの間にか

来て、私の顔に体をベッタリくっつけて

眠っていた。エナの匂い。。。。

甘えん坊のディム君もエナに譲る特等席。

それは私の枕元。

ね、ディム君、エナの病気が悪いからって

譲ったんじゃないよね。ただエナのこと

好きだからだよね。

発育不全でも、見た目には毛色こそ病気

だけど、りっぱなメイン・クーンに見える。

エナ、美人さんだから大丈夫だよ。

今 巷じゃ茶髪が流行っているんだもん。

褐色色でいいから、一緒に ずっといようね。


2/8(土)・アウリンの去勢手術



予定通り、アウリンの去勢手術終了。

朝 獣医に行って、閉院に迎えに行った。

にゃ〜、にゃ〜と可愛い声を出していた。

獣医に初めて「普通に臆病な子です」と

言われた。ウチの子は問題児が多いので

その言葉が 妙にウケてしまった。

珍しい毛色の子だが、この手のカラーの子

は、穏やかな子が多いらしい。

心配でエナのことを聞いたら、運が良ければ

何とか感染したまま生きれる可能性もある

と言っていた。何度でも聞きたいのだ。

その“生きれる”可能性という言葉を何万回

でも言って欲しい。だから何度も聞く。

病気のせいで、エナもヨナタンも避妊手術はせず

アウリンの去勢手術のみということになった。

病気の体で、盛りのついたエナが、みゃ〜みゃ〜

鳴く。いくら鳴いてもいいからね。

今日から、アウリンは男の子じゃなくなった。

さて、彼女達の弟は、何ていったらいいのかしら。

たとえ去勢手術をしても、やっぱり弟かな。


2/7(金)・エナ


今日は天気が とても良かった。

窓辺に座るエナの毛が、褐色で

太陽の日差しが うらめしかった。

漆黒の輝きを放っていたエナの美しい毛。

あの輝きは、もう ない。

“よだれ焼け”は病気の証拠。

お願い、これ以上 エナの病気を映さないで。

明日はアウリンの去勢手術だ。

祈ることばかり。どうか皆 発症しないで。

ニャンコ達の体温は私の心をあたためてくれる。

気長に祈りながら、アガリクスとサプリメントを

強引に飲ませる日々。

ずっと このままでいられますように。


2/4(火)・獣医からの電話



獣医から電話があった。

採血の検査結果の報告だった。

抗体がヨナタンは1600、アウリンは800。

グロブリンがヨナタンが4.4でアウリンが2.8。

この数値が5.1以上だとマズイらしい。

結果的にヨナタンも・・・。

かろうじてアウリンだけは、今のところ何とか。

元気なうちに去勢手術をしなければならない。

今週の土曜に予約を入れた。

どんなに可愛がっても、その時はくる。

お願いだから発症しないで。

どの子も皆 大切な子供なのだから・・。


2/3(月)・飲ませる



朝と晩、Jr,と2人掛かりで3匹の猫に

アガリスクを飲ませる。

アウリンが一番素直に飲んでくれる。

ティースプーンで八分目くらいを直接

口に入れる。いくら長年 動物を飼ってきた

とはいえ、粉をいきなり口に入れて飲ますには

テクニックがいる。無理矢理 口をこじあけ、

手際良く、むせない位置をみて舌の上に

ささっと入れる。そして口を押さえて数秒間

様子を見て飲んだのを確認する。

エナには、ラクトフェノンを2杯ずつ朝晩飲ませる
 
のが加わる。気のせいか甘えん坊になって

きたみたいだ。遊んでいる姿が、たまらなく

かわいい。まだ幼い仔猫のアウリンの鳴く

「にゃ〜」という声など絶品だ。

どうか このまま元気でいて・・

私も元気になれるように頑張るから。


2/2(日)・免疫力


今、エナにしてあげれることは免疫力をつけること。

発症スレスレの状態だけれど、最後に望みを

つなげている。

与えるフードを替え、他の2匹より多めにアガリスクを

飲ませ、さらにラクトフェノンの多く含まれている

栄養補助剤を購入して、頑張って飲ませた。

何て高価なんだろう。どれだけ与えてあげることが

できるだろう。

いくら本人は何も知らないとはいえ、確実に死が

迫っている。考えたら私たち人間も似たようなもの

かもしれない。自分の身に差し迫っている危機を

知らず、検討ハズレのことで悩んだりして

消耗する。猫が「生」を教えてくれている。

だから、私も目をそらさない。


2/1(土)・猫戦車隊の日記


うちには3匹のメイン・クーンという長毛種の猫がいる。

もともと犬派だった私は、その穏やかで、なつっこい正確に

すっかり虜になってしまった。猫に対して抱いていたイメージ

が、大きく変ってしまったのである。


エナとヨナタンは同胎で、真っ黒と、八割れ。

生後9ヶ月の女の子、アウリンはブルークラシックタビー

で生後5ヶ月の男の子で異母兄弟である。

我が家では、彼等が無邪気に遊び回る姿に

“猫戦車隊”と名づけ、そのドタバタぶりを

楽しんできた。世界最大種の猫。

成長が楽しみ。どんなオトナの猫に育っていく

のだろう。


しかし・・・

エナの便がゆるくなり元気がなくなったので風邪かと

思い1/28に獣医に連れて行ってみると・・

一目見て、いつもは明るい獣医の顔が険しくなった。

黒くて美しかった被毛が診察室の照明の下で

赤茶色に変っているのがわかった。

“よだれ焼け”というものらしい。

さっそく採血、エコーと調べてもらった。

獣医で出来る検査の結果も白血球とグロブリンの数値

が悪く、もっと精密検査をするため血液をセンターに

出すことになった。


1/30、夜 獣医から電話があった。

検査の結果は最悪で、それをきいた時、

私の頭は真っ白になった。

発病したら、すぐに死が訪れる猫にとって

命取りの病である猫伝染性腹膜炎の感染を

確認したという連絡だった。

いつも一緒にいる、ヨナタンもアウリンも感染している

可能性は高かった。翌日 2匹も採血のため

獣医に連れて行った。


望みは、感染していても保菌したまま免疫力さえ

あれば発症せず生きれる可能性がある。

ガンの子に飲ませるペット用のアガリスクを

これから3匹の猫に一日2回飲ませるために

買ってきた。私にできること・・

限りあるお金で獣医にかけ、世話をし祈ること。


まだ、あの子達は一才にもなっていないのだ。

涙も出ない。何もしてあげることができない。

私は、3匹の猫達が病魔と戦いながら、

死と背中合わせでも、健気に生きていく姿を

日記に残し、あの子達が一生懸命生きた証

を、ここに記していきたいと思った。


「生きること」「命」について、猫達と共に

考え、向き合っていこうと思う。


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